お城を支える石垣は、一つ一つの大きな石を積み重なり、
堅牢さと、緻密さ、そして異なる大きさの石が一つとなり、厳かな雰囲気を放つ。
現代建築では石垣は、かなり希少なものとなり、かわりとなっているのがコンクリート。
基礎、躯体、階段、アプローチいろんな所に使われている。
石垣とは異なり柔軟な形状にできるので、けっこー見かける。
でも、あらためて見ると、これが侮れない。
見ようによっては、無機質で冷たく見えたり、特に装飾的要素はないのに、
スタイリッシュでカッコよかったり。
仏閣にも使われたりしてるし、ふと腰掛けると、
それはコンクリートで、僕らのしりを支えてくれてたり。